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1: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:08:54.97 ID:/RgsDF9E9
世界2位の快挙から20年......今だから語る「黄金世代」の実態第14回:稲本潤一(2)

1999年ワールドユース(現U-20W杯)・ナイジェリア大会の決勝は、スペインと対戦することになった。

U-20日本代表はチームに勢いがあり、選手もここまでの試合を勝ち抜いてきたことで、自信を持っていた。
唯一の不安要素は、キャプテンの小野伸二が準決勝のウルグアイ戦でイエローカードをもらい、累積警告によって出場停止になったことだった。

「伸二がいないのは、めっちゃデカかった」

稲本潤一は、厳しい表情でそう言った。

このチームは"小野のチーム"と言っても過言ではなかった。

小野は前年、18歳で日本代表に選出され、1998年フランスW杯にも出場した。技術の高さはピカイチで、人間性も優れ、リーダーシップもあった。
U-20日本代表は血気盛んな個性的な選手ばかりだったが、小野がいたからこそ、ひとつにまとまっていた。

稲本も、中学校時代から世代別代表で小野と一緒にプレーし、その存在の大きさを理解していた。

「(小野は)もう中学校の時から違っていた。ヤット(遠藤保仁)とか(中村)憲剛や(中村)俊輔さんらもすごいけど、彼らは努力してすごい選手になった。
もちろん、伸二も努力しているけど、最初に持っているセンスみたいなものがデカすぎたんよ。

その持っているモノは(努力して)作ろうと思っても作れるもんじゃないし、教えてもらっても得られるもんじゃない。
伸二って、メッシをどうやって作るのか、というレベルと同じ。そのくらいスーパーなんです」

稲本は、北海道コンサドーレ札幌時代にも一緒にプレーしたが、その際、あらためて小野のすごさを感じることがあったという。

「伸二に追いつこうと思っても、無理なんでね。まあ、1999年に(シドニー五輪アジア1次予選で)ケガをしてからは、自分の考えと体の動きがついていっていない感じやったし、
そこからケガも増えたけど、コンサ(札幌)で一緒にやって思ったことは、『伸二はやっぱり一番うまい』。
両足でスルーパスを出せる選手って、なかなかいないですよ。
今のサッカーでは、伸二のようなタイプを作り出すのは無理やと思います」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190806-00867480-sportiva-socc
8/6(火) 6:17配信

前スレ 2019/08/06(火) 12:46
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1565063205/

2: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:09:15.15 ID:/RgsDF9E9
"稀代の天才"のすごさを冷静に語る稲本だが、小野とは違った意味で衝撃を受けたのは、中田英寿だったという。

「ヒデさん(中田)は、シドニー五輪のアジア最終予選から(チームに)合流したんやけど、マジで存在感がすごかった。
遠巻きで見ているだけで、話とかようせんかったもん。

当時、俺らの世代は、上の世代の選手が(同じチームに)来ても、ポジション争いで負ける気がまったくせんかった。
でも、ヒデさんだけは別格。ヒデさんは、伸二とは違う種類のすごさを持っている選手やった」

2000-01シーズン、中田は当時所属のローマ(イタリア)でスクデットを獲得するが、1998年にペルージャ(イタリア)に移籍してからの活躍は凄まじかった。
日本人がイタリアに行くと、あちらこちらで「ナカータ!」と呼ばれるほどの人気と知名度を誇っていた。

そんな選手が、世代別の代表に入ってきたのだ。
今で言うと、東京五輪世代のチームに、全盛期の本田圭佑が入ってくるぐらいのインパクトがあった。稲本が当時、中田の存在に舌を巻いたのも頷ける。

小野不在の決勝戦、稲本の名はスタメンになかった。小野に代わってピッチに立ったのは、大会初出場で初スタメンとなる氏家英行だった。

トルシエ監督は試合前、「おまえたちはスペインに勝てない」。いつものように、選手の気持ちを駆り立てるような厳しい言葉を投げかけてきた。

だが、チームは苦しい試合を戦い抜き、勝ち上がってきた。そこから得られた自信が、稲本にはあった。

「チームには明らかに勢いがあったし、(選手もチームも)1試合ごとに成長することができた。
普通に『負けへん』という自信があったし、大会の途中からフランス代表が(前年の)フランスW杯で勝ち上がっていく時の歌をみんなで歌ったりして、すごく盛り上がっていた。

そういう雰囲気って、すごく大事やなって思うんです。もちろん、実力も大事やけど、前向きな言葉とか姿勢とかを、選手全員が持っている。
多少の不満はあっても、チームのために全員で考え、全員が動く。この時は、そういうチームになっていた」

3: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:10:08.20 ID:/RgsDF9E9
しかしスペインは、そうした勢いと自信を持ったチームでも、まったく歯が立たなかった。後半から出場した稲本も、世界との差を強烈に体に刻み込まれた。

「スペインとは、勢いだけじゃあどうにもならない大きな差があった。ゲーム運び、個人のスキル、それまでのチームとは全然違ったね。
俺、結構調子がよくて、がっつりボールを取りにいったけど、まったく取れへんかったからね。
それまで、Jリーグではもちろん、世代別の代表の試合とかでも、そんなことはなかった。ほんまに『スペイン、すごいな』って思った」

スペインには0-4と惨敗を喫したものの、日本はFIFAの公式大会において当時の日本サッカー史上最高の2位という結果を残した。ただ、選手たちの表情はさまざまだった。
全7試合を戦って、その結果に満足している選手、決勝で負けた悔しさを露わにする選手......。

そんななか、稲本はほとんど表情を変えずにピッチに立っていた。

「決勝であれだけボコボコにされたんでね。満足できていない選手のほうが多かったと思う。自分もずっとレギュラーで試合に出ていたら、多少は充実感もあったと思うけど、ほとんど試合に出ていないからね。
まあ、チームにいられて楽しかったけど、ただ『準優勝したチームにおった』という感じ。充実感とかはなかったね」

膝のケガの影響が大きく、稲本のワールドユースは途中出場3試合に終わった。
予選まではチームの主力で、大会前のブルキナファソ遠征ではキャプテンも務めていただけに、思い描いたプレーができず、悔しさは人一倍大きく膨らんでいたことは、容易に察することができる。

それでもスペインのおかげで、稲本は"大きな財産"を得ることができた。

「大会を通して、世界での勝ち方とか学べたけど、個人的にはスペインとやって、世界との差を実感できたことがすごく大きかった。
スペインのレベルはほんまに高くて、この差は『リーガ・エスパニョーラとJリーグの差やな』って思った。そ
して、スペインに追いつくにはどうしたらいいのか、その時に初めて海外を意識したし、『海外に行こう』という気持ちになった」

5: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:12:39.11 ID:IiP6xdJG0
その二人はまじで見たらわかる
稲本・本山もすごいけど

10: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:24:00.50 ID:Pq3Cl2jx0
本山は鹿島でさえなければあのまま尖った才能を伸ばすことができただろうに

396: 名無しマン 2019/08/09(金) 01:42:45.53 ID:mddLezn50
>>10
それはない
本山が上に行けなかったのは病弱だったから

11: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:27:06.56 ID:xaYPHyTC0
Wユース後の鹿で途中から試合出てもディレイ守備のJではドリブル通用してなかったからとっとと海外移籍してればなぁ

16: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:30:49.91 ID:f/LC64pu0
小野伸二は真のファンタジスタ
中田英寿は真の日本酒職人

73: 名無しマン 2019/08/07(水) 04:25:44.09 ID:4oIWUt/r0
>>16
中田は意識高かったけど特別すごい選手じゃなかったよね

でも自分が何をすべきかよくわかってる選手だった

20: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:39:59.23 ID:rt2OoKE00
トッティはバロンドールクラスの選手だったけど
カサ坊はそれを上回る才能を見せていた
あいつがまじめにサッカーに打ち込んでいたらメッシまではいかぬまでも
何度かバロンドール取れてもおかしくない奴だったな
小野にそこまでの才能は感じなかった

23: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:41:57.71 ID:QMC1d7nT0
こう言ってるが稲本はこのメンツとプレーして更にW杯で得点を取り代表レギュラー争いしてたと言うことなんだがな
小野中田は別格なのはわかるわ

27: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:45:47.88 ID:oM0WFEhj0
遊びながらバロン取るような化け物もいるし世界は広いねえ

31: 名無しマン 2019/08/07(水) 02:49:15.84 ID:fcLhYKCO0
今でも、天才性では伸二、存在感では中田
上回る選手は出てこないんだよね
あと久保竜も

51: 名無しマン 2019/08/07(水) 03:17:21.66 ID:yhm+OWWj0
サッカーそんなに見てないけどワールドカップとかたまに見てて凄いと思った選手は
中盤勢より長友かなぁなんていうか凄い安心感ある選手ってイメージ

59: 名無しマン 2019/08/07(水) 03:39:54.53 ID:ky7hFrAY0
なんつーか、中田って瞬時にチームメイトの現在地を把握して
数秒後にどこまで移動してるかまでを見通してるような感じ

146: 名無しマン 2019/08/07(水) 07:43:45.51 ID:tpL15vem0
なめプして相手から強烈タックル食らって
ケガしてそのままキャリアふいにしたんだっけ

あれさえなけりゃな・・・

148: 名無しマン 2019/08/07(水) 07:48:12.14 ID:2CyZr6jc0
中田の当たり負けしない身体の強さはセリエでも際立ってたからやべえよ
まあすぐ壊れちゃったけど

150: 名無しマン 2019/08/07(水) 07:56:06.38 ID:awsAD8Ak0
稲本は昔のインタビューで決勝でシャビが持ったらいくら足を延ばそうがタックルしようが
ボールに触ることもできずにサッカーやってて一番衝撃受けたとも語ってた

161: 名無しマン 2019/08/07(水) 08:32:39.11 ID:WZAxWs9c0
>>150

見てる方もそれくらいの衝撃あったな
日本の選手がいくら激しく当たりに行ってもびくともしないしボール取れない

同じU20なのに大人と子供くらいの差があった

164: 名無しマン 2019/08/07(水) 08:51:56.37 ID:3TeD4B/B0
アーセナルの練習でアンリに肩抱かれてたのがピークな潤一

190: 名無しマン 2019/08/07(水) 11:52:55.88 ID:A1BL8B3S0
小野はタイだったかベトナムだったか
意味も無く後ろから近づいて足に直接タックルだもんな
あれで日本の宝が失われた

199: 名無しマン 2019/08/07(水) 13:10:08.49 ID:5HIjE0ER0
>>190
フィリピンだよ
でもあれはボコボコにしすぎて相手のプライドを傷つけた日本も悪いんだよ

197: 名無しマン 2019/08/07(水) 12:59:04.76 ID:5HIjE0ER0
イナや俊輔にしろファンペルシにしろ
小野語るチームメイトからは天才という称賛しか出てこない
でも日本代表を中心い考えると、そこまででもなかったっていうギャップが有るよな

202: 名無しマン 2019/08/07(水) 13:22:08.83 ID:63Y4Aj+c0
稲本は怪我するまであの世代で頭一つ抜けてた
17歳からJでやってただけある

218: 名無しマン 2019/08/07(水) 16:04:15.01 ID:+cViRWJ+0
小野をJで初めて見たときはあんまり怖さがないパサータイプでガッカリしたけどな

221: 名無しマン 2019/08/07(水) 16:40:03.66 ID:cb0G5tIC0
>>218
素人目に分かりやすいサーカスプレーも多いが、実際に対峙したヤツがそのボールコントロールに驚くのが小野なんだよな。

219: 名無しマン 2019/08/07(水) 16:31:59.90 ID:DNcvrb130
J全クラブからオファーってのが別格だった
だから高校時代になるわけ

231: 名無しマン 2019/08/07(水) 18:28:39.52 ID:0hbAKapk0
オレ的にはいちばん残念だったのは稲本
日本の中盤地蔵ボランチ像をぶち壊すくらいのセントラルMFになれるはずだったポテンシャルもあった

252: 名無しマン 2019/08/07(水) 19:10:05.24 ID:9Cp3i5Yh0
あの頃が代表戦を一番ワクワクして見てた時期かもしれんな